日下さんのワインと琉球泡盛「寒露の渡り」が並ぶ酒売り場

 【市貝】道の駅サシバの里いちかいは16日までに酒類の販売業免許を取得し、直売所で地元ゆかりの酒の取り扱いを始めた。町内産ブドウなどを使ったワインも販売。醸造に携わる市塙(いちはな)、ブドウ農家日下篤(くさかあつし)さん(37)は「芳賀郡のお酒として販路を広げる一歩になる」と期待している。

 同道の駅では町内の酒店が飲食スペースの一角で酒類を販売してきたが、本体の直売所では取り扱えなかった。地場の商品を充実させる一環として、酒販売は課題の一つとなっていた。

 酒類販売スペースは直売所のレジ近くに設けた。まず取り扱うのは、猛きんのサシバが縁で町と交流都市協定を結んでいる沖縄県宮古島市で続谷(つづきや)の谷津田のコメを原料に醸した琉球泡盛「寒露の渡り」と、日下さんのワイン「KUSAKA VINEYARDS(クサカヴィンヤード)」。

 「KUSAKA VINEYARDS」は町内と芳賀町内の畑で栽培するブドウを主原料に、足利市のワイナリーで醸造している。町内でのワイナリー開設に向け、年ごとに生産を拡大している日下さん。これまでは直販や宇都宮市の酒店を通じて販売しており、「地元の道の駅での販売を心待ちにしていた」と喜ぶ。

 同道の駅の小堀一浩(こぼりかずひろ)支配人は「地酒の日本酒も今後ぜひ置かせてもらいたい」と販売に意欲を見せている。