生あんや寒天を煮溶かし、型に入れて出来上がる水ようかん=16日午前11時、日光市下鉢石町

 おせち料理などに使われる「水ようかん」作りが、栃木県日光市の世界遺産「日光の社寺」門前町の老舗和菓子店で最盛期を迎えた。

 水ようかんは日持ちしないため冬場が旬で、各店は年末年始にかけて大忙しとなる。

 同市下鉢石(はついし)町の「湯沢屋」では16日も製造作業に追われた。北海道産の小豆から作った生あんと寒天、砂糖を煮溶かし、冷ましてから「舟」と呼ばれる型へ流し込んでいった。その後、1日かけて固まるのを待って出来上がる。

 高村英幸(たかむらひでゆき)社長(57)は「軟らかで小豆の風味を感じてもらえるように作っている。今年はコロナ禍のため通信販売での予約が多い」と話していた。