ホッケーの15歳以下(U15)日本代表候補に大沢中のGK小倉青波(おぐらあおば)ら日光市内3中学校の男女6人が初めて選出された。強化を目的とした恒例の豪州遠征はコロナ禍で中止となったが、6人は今月5、6の両日、東京・大井ホッケー競技場で開催されたオールスター戦(日本ホッケー協会主催)に出場し、それぞれが持ち味をアピールした。
全3戦で行われたオールスター戦には全国から中学3年の男女各30人が参加。本県からは男子の小倉青のほかFW篠原陵佑(しのはらりょうすけ)(大沢)、DF小倉勇大(おぐらゆうだい)(今市)、FW植木海帆(うえきわたる)(同)、MF原慎太郎(はらしんたろう)(落合)、女子のDF斎藤輝(さいとうひかり)(今市)が出場した。
このうち篠原は第1戦で先制点をマークし勝利に貢献。「得意のタッチシュートで得点できたし、チャンスもつくれた」と攻撃センスのアピールに成功した。全3戦に先発した小倉青、小倉勇、原、斎藤は「高いレベルの中でプレーして見えたものがある」と収穫を強調し、植木も「スピードは通用した。ただもっと体力が必要」と、しっかりと課題を見据えた。