スマート農業の導入など新規性や独自性の高い取り組みをしている農業者や団体を表彰する第2回県農業大賞(県、JA栃木中央会、下野新聞社主催)の受賞者が15日、発表された。大賞には農業経営の部が「エフ・エフ・ヒライデ」(宇都宮市、平出賢司(ひらいでけんじ)代表取締役)、農村活性化の部は「さかがわ協議会」(茂木町、谷中和一(やなかかずいち)会長)がそれぞれ選ばれた。

 農業経営の部、農村活性化の部、芽吹き力賞を合わせて計21点が本審査に進んだ。

 ユリの生産販売を手掛けるエフ・エフ・ヒライデは、高い生産技術を誇り、情報通信技術(ICT)を積極的に取り入れている。販売面でも20年ほど前からインターネット通販に取り組む。一般家庭向けにフラワーアレンジメントキットを販売するなど、新たな試みで商品力を強化したことが高く評価された。

 さかがわ協議会は、茂木町逆川地区の住民で組織する。同町飯(いい)の「いい里さかがわ館」の農産物直売所や手打ちそばレストランなどを運営している。2008年のオープン以来、地元特産品を活用して独自に考案した総菜を販売するなど、自主性のある活動が農村振興へ顕著な成果を収めたと認められた。

 表彰式は来年2月26日、県公館で行われる。