福田富一(ふくだとみかず)知事は14日の県議会代表質問で、温室効果ガスの排出量を森林の吸収量と均衡させる「カーボンニュートラル」の2050年実現を宣言した。50年までに地球温暖化の要因とされる二酸化炭素(CO2)排出を実質ゼロにし、脱炭素社会の実現を目指す。達成に向け、具体的な施策をまとめたロードマップを来年度中に作成する。

 50年までのCO2排出実質ゼロは、菅義偉(すがよしひで)首相が10月の所信表明で方針を示している。自治体の宣言は地域から温暖化対策を推進する試みで、環境省によると11日現在で25都道府県など計188自治体が宣言。県内ではすでに那須塩原、大田原、那須烏山、那須、那珂川の県北5市町が行っている。