素材を生かしたイチゴミルクは絶品

山本仁一郎さん

素材を生かしたイチゴミルクは絶品 山本仁一郎さん

 日光を代表するブランドの一つ「天然氷」。

 御幸(ごこう)町の製氷地で氷を切り出し県内外に届けている製氷業「四代目氷屋徳次郎」直営のかき氷が、霧降高原チロリン村の「カフェ アウル」で味わえる。下界の暑さを逃れ標高1000メートルで食べるかき氷は格別だ。秋まで販売している。

 メニューは4種類。日光ブランドだけに、とにかく素材にこだわっている。お薦めはイチゴミルク。あっさりとした練乳は何と自家製。毎日、銅鍋で県内産の生乳を煮込む。イチゴの粒が残るシロップは、戦場ケ原で育った「なつおとめ」と県内産の「とちおとめ」を時季によって使い分ける。

 ふわふわに削られた氷は舌の上で溶け、食べた後にキーンとくる嫌な刺激がない。都内の大学まで行って研究したそうで、氷点下1度前後にした状態で削るのが最適らしい。かき氷の概念が変わる逸品だ。

 経営者の山本仁一郎(やまもとじんいちろう)さん(43)は、都内のフランス料理店で修業を積んだ。その経験を生かし手作りを大切にする。「主役はあくまで氷。そこに少し手間をかけた練乳、シロップの味を楽しんで召し上がってほしい」と熱く語る。

 ◆メモ 税込み950円▽日光市所野1535の4▽営業時間 午前9時~午後4時▽定休日 火曜▽営業期間 5月1日~11月3日▽(問)0288・54・3355。