わっぱ膳「おだやか」

 サケやカニ、豚の角煮などが彩り豊かに盛り付けられ、食欲をそそるわっぱ飯。「自分が満足する物しか出さないので、味は自信があります」と店主の金沢(かなざわ)アヤさん(78)が話すように食材、製法にこだわっている。

 わっぱ飯は薄板を曲げた円筒形の弁当箱「わっぱ」にご飯を詰め、サケの身などの具を載せて蒸して作る。

 同店のわっぱ膳「おだやか」は7種類の食材がご飯に載っている。サケは塩、ゴボウは甘辛く、キノコはしょうゆだしなど味付けが全て異なり、さまざまな味が楽しめる。またサケは必ず築地から取り寄せ、野菜は地元の物を使用する。

 店は地元旅館の板前から調理を教わった金沢さんが2006年に創業した。わっぱ飯を選んだ理由は老若男女が食べやすく、なかなか他店では食べられない料理だからだという。観光客からはツツジなどの木々に囲まれた純和風の雰囲気が評判で、一度訪れた観光客の紹介で新規客が来訪することも多いという。

 金沢さんは「おいしかった、と満足してもらえるのが一番。こだわりのわっぱ飯をかき込んでほしい」と話していた。

 ◆メモ 税抜き1880円▽那須町湯本429の433▽営業時間 午前11時半~午後3時▽定休日 水、木曜▽(問)0287・76・6288。