県民の健康づくりの指針となる「とちぎ健康21プラン」(2期計画、2013~22年度)に掲げられた計86項目の数値目標のうち、56%で「遅れ」か「基準年より悪化」がみられることが9日、分かった。働く世代で、運動や食生活など生活習慣の改善に遅れが目立った。県保健福祉部は今後、これらの年代での対策を強化する方針。

 同日、県庁で開かれた県脳卒中・心血管疾患対策協議会で同部が速報値として明らかにした。

 評価はA~Dの4段階で、目標値に対する進捗(しんちょく)率5割未満を「C(遅れて進捗)」、基準年の実績値を下回った項目を「D(悪化)」と位置づけた。

 D(悪化)は計21項目(25%)で、心筋梗塞や脳梗塞の原因となる脂質異常症の人の割合などが含まれた。C(遅れ)は、メタボリック症候群や同症候群予備軍の減少率など計27項目(31%)だった。「既に達成」(A)と「順調に進捗」(B)は合わせて24項目(28%)に留まった。