フカヒレを手にする斎藤さん

 あと3カ月で東日本大震災から10年。復興を手助けしたいと、鹿沼市千渡で中華料理店を営む斎藤伸幸(さいとうのぶゆき)さん(51)がフカヒレ料理を返礼品とするクラウドファンディング(CF)を始めた。斎藤さんの店舗も同震災で被災しており、「あっという間の10年。東北の復興はまだまだ。自分ができる方法で支援をしたい」と話す。

 被災した店舗「上海料理 大吉」は斎藤さんの祖父が1961年に東町で始めた。都内、横浜市内、中国・上海で中華料理を手掛けていた斎藤さんは父親の他界で94年に店を引き継いだ。しかし2011年の震災で店の壁などが崩れ半壊、解体するしかなかった。3年後の14年、店を千渡に移し再スタートを切った。