丁寧に作られる「丑」のきびがら細工=10日午前11時20分、鹿沼市村井町

 来年のえと「丑(うし)」のきびがら細工作りが、栃木県鹿沼市村井町の「きびがら工房」で大詰めを迎えた。

 きびがら細工は、県伝統工芸品「鹿沼箒(ほうき)」の端材を使い、同工房の3代目増形早苗(ますがたさなえ)さん(43)が手作りする。10日も湿らせたきびがらを折り曲げたり、糸で縛ったりして仕上げていった。

 同市内の「木のふるさと伝統工芸館」などで販売する。新型コロナウイルス感染拡大の影響で郵送販売も増えたという。若者にも人気で、東京のインテリアショップなども取り扱う。

 増形さんは「丸みを帯びて愛らしく草をはむ姿をイメージし、一つずつ丁寧に作ることを心掛けています」と話している。