ブレックスの藤本社長(右)から花束を手渡される阿部氏=2日、宇都宮市内

 県バスケットボール協会最高顧問の阿部泰紀(あべやすのり)氏(85)が日本協会から功労者表彰を受けた。今年6月末に勇退するまで県協会長を14年間務め、B1宇都宮ブレックスの創設に関わり、3人制国際大会の宇都宮招致をはじめ競技の普及や発展に貢献した。本年度は全国で15人の栄誉。2日のブレックスホーム川崎戦で伝達されて会場から万雷の拍手を浴び、「あの時の興奮をもう一度」とブレックスのリーグ王座奪還を願った。

 東京都出身の阿部氏は戦後間もない15歳の頃、家族で宇都宮市内に移住。当時県内最強の宇都宮商高で競技を始めた。164センチと小柄ながらもスピードと跳躍力を武器にガードとして活躍し、3年時は県勢男子で初の全国大会準優勝に貢献。チームは高いオフェンス力を持ち味にその年の国体でも決勝まで進んだ。