正月用しめ縄の出荷作業を行うJAしおのやの関係者ら=9日午前9時15分、塩谷町原荻野目

 県内有数のしめ縄の生産地で知られる塩谷町で、正月用のしめ縄の出荷が最盛期を迎えている。

 JAしおのや〆(しめ)縄部会の24人が生産。神棚に飾るごぼう〆、玄関に飾る玉〆、台所に飾る輪〆などを自ら編んでいる。

 同町原荻野目の同JA塩谷地区センターでは9日、生産者が次々と軽トラックでしめ縄を持ち込み、長さ約2.7メートルのごぼう〆や約60センチの玉〆など大小さまざまな約2千本を出荷した。

 しめ縄を作り約30年の同町上平、農業樋山正勝(ひやままさかつ)さん(74)は「今年は新型コロナ収束の願いを込めて夫婦で作りました」と話した。出荷は12月中旬まで続き、県内や埼玉などの業者を通じ全国に販売される。