ヤフーは9日、インターネットで年間検索数が前年と比べて最も増えた人物や作品を表彰する「Yahoo!検索大賞2020」を発表した。都道府県ごとに最も検索回数が上昇したご当地ワードでは、栃木県で「下野新聞」が選ばれるなど24府県で地元の新聞が選出された。

 ヤフーは下野新聞の検索数が伸びた理由を「新型コロナウイルス感染症の最新情報を求めて、多くの人が検索した」としている。地元紙の受賞数は2016年のご当地ワード集計開始以降で最多。他の3県でも地元放送局が選ばれた。

 俳優の佐藤健(さとうたける)さんが「今年の顔」として大賞を受賞。「民放ドラマでの医師役の演技が話題になった。コロナ禍でも会員制交流サイト(SNS)を活用して積極的にファンと交流した」としている。

 人物分野では他に、日韓合同プロジェクトで選抜され、年末のNHK紅白歌合戦出場も決まった女性9人組グループ「NiziU(ニジュー)」(アイドル部門)、人気ユーチューバーでタレントのフワちゃん(お笑い芸人部門)、最年少で王位と棋聖を獲得した将棋の藤井聡太(ふじいそうた)二冠(スペシャル部門)らが受賞した。

 文化分野では、人気アニメ「鬼滅の刃」がアニメ部門、映画部門でダブル受賞した。

 福島県では、NHK連続テレビ小説「エール」の主人公のモデルで、福島市出身の作曲家古関裕而(こせきゆうじ)がご当地ワードに選ばれた。

 検索サービスを提供するヤフーが、利用者の検索データを基に人物や文化、製品の各分野、部門ごとのトップを調べた。コロナ感染防止のため、今年は式典開催を見送った。