はやぶさ2のカプセルが到着して行われた記者会見後、記念撮影に応じるJAXAの吉川准教授(右)ら=8日午後、神奈川県相模原市

 「(カプセルに)サンプルがどれくらい入っているかということだけが気掛かり。後は全て完璧にできたと思う」。探査機「はやぶさ2」のカプセル到着を受けた8日の記者会見で、プロジェクトの中核を担う宇宙航空研究開発機構(JAXA)の吉川真(よしかわまこと)准教授(58)=栃木市出身=は万感の思いを口にした。栃木県などから届いたはやぶさ2への応援メッセージに対して、「本当に力になった」と謝意を示した。

 午前10時半ごろ、カプセルを積むトラックが相模原市内のJAXA施設に到着すると、吉川さんは計画責任者の津田雄一(つだゆういち)教授らと一緒に出迎えた。2時間後の記者会見では「カプセルが戻ってきて本当にほっとした」と切り出し、表情を緩ませた。