市役所職員に感染者が出たことを受け、おわびの言葉を述べる岡部市長

 【佐野】新型コロナウイルスに市職員の感染が6日に初めて確認されたことを受け、市は7日、臨時記者会見を開き、当該の職員の所属部署を公表し、同じフロアの職員を当面テレワークとするなどの対応策を発表した。また、6日に感染が確認された市内の男子小学生は界小の児童であることを明らかにした。

◇「コロナ」感染拡大の経過

 当該の職員は40代男性で、市役所4階西フロアの政策調整課に所属。市の行政の総合企画や調整など主に内部業務を担当しているため、市民との接触はないという。市は6日までに庁舎の全フロア、共有スペースの消毒を完了。当該職員と同じフロアで働く56人のうち、部課長などを除いた44人は当面の間テレワークに切り替えた。

 市によると、職員の濃厚接触者を含む同課職員8人が6日に県のPCR検査を受けたという。8日には隣接部署の職員27人に対し、市が独自の抗原検査を行う予定。岡部正英(おかべまさひで)市長は「市民に感染予防の徹底を呼び掛けている市役所内に感染者が出てしまったことは大変遺憾に感じている」と述べた。

 一方、界小は7、8の両日を臨時休校とし、8日に校舎内の消毒を実施する。当該児童が在籍する学級の児童31人や教職員3人は接触者として県がPCR検査を7日に実施。このほか接触が確認される児童6人や教職員人33人は、市が8日に唾液による抗原検査を実施するという。