作新学院大(渡辺弘(わたなべひろし)学長)が人間文化学部を改組し、来年度からカウンセリングなど心のケアの専門家を対象にした新たな国家資格「公認心理師」を養成する課程を設けることが、3日までに分かった。同大は「幅広い分野で心の問題の専門家が求められている」として準備を進める。

 公認心理師は医療や教育、企業、災害時の被災者支援など幅広い活動の場が想定されており、渡辺学長は「さまざまな分野で地域に貢献する人材を育てていきたい」と期待している。

 同大によると、公認心理師の課程を予定しているのは現在、県内では唯一としている。来年度の改組を予定しており、人間文化学部はこれまでの人間文化学科(定員100人)の募集をやめ、同学科内にある発達教育専攻と心理コミュニケーション専攻をそれぞれ学科(各50人)として新設する。

 公認心理師の資格取得に必要な科目を開講するのは、心理コミュニケーション学科と大学院心理学研究科。カリキュラムは実習を含め多岐にわたり、これらを履修することで国家試験の受験資格を得られる。来春入学する学生は、学部と大学院を合わせて最短6年で受験資格を取得できることになる。