2機目のSL大樹としてデビューする「C11形325号機」

 東武鉄道(東京都)の東武鬼怒川線で26日、真岡鉄道で運行され、芳賀地区広域行政事務組合から7月に譲り受けた蒸気機関車(SL)の「C11形325号機」が、2機目の「SL大樹」としてデビューする。年末年始の計8日間は特別運転として、現在運行している「C11形207号機」と325号機で、2編成の大樹が初めて同時に運行する。SL同士のすれ違いも見られ、鉄道ファン“必見”の場となりそうだ。

 2機のSLが登場するのは26、27日、来年1月1~3日、同9~11日の計8日間。同線下今市-鬼怒川温泉駅間の上下線で1日4往復、計8本を二つの編成の大樹が運行する。期間中、同線大桑駅では午後1時15分ごろ、2機のSLの行き違いが見られる。東武鉄道の担当者は「初めてのことなので、ぜひ楽しみにしてほしい」と期待する。 

 今後は現行の207号機は大樹の紺色のヘッドマークを付け、デビューする325号機は新たにえんじ色のヘッドマークを掲げる。

 325号機は1946年製で旧国鉄で運行後、98年から動態保存を始め、主に真岡鉄道で運行していた。207号機は来年1月中旬から夏まで走行装置などの長期検査に入るため、この間は325号機が運行する。