道の駅どまんなかたぬまの農作物直売所に開設されたオイシックス・ラ・大地の販売コーナー=3日午前、佐野市

 栃木県佐野市吉水町で道の駅をを運営する「どまんなかたぬま」(篠原敏秀(しのはらとしひで)社長)は3日、有機、無添加食品などの宅配大手「オイシックス・ラ・大地」(東京都、高島宏平(たかしまこうへい)社長)の販売コーナーを農産物直売所に開設した。同社が道の駅に出店するのは初めて。当面はソース類や調味料、オリーブオイルなど同社オリジナル商品20品目余りを販売する予定で、どまんなかたぬまは初年度、約500万円の売り上げを見込んでいる。

 オイシックス・ラ・大地は2000年から食品ECサイトを運営し、有機野菜や無添加食品などを販売している。12年からは都内の百貨店やスーパーの一角に販売コーナーを開設するショップインショップも展開し、これまで50店で生鮮食品やミールキットを提供している。

 都内以外の出店は今回が初めてとなり、同社の担当者は「地方での知名度を高めたいというのが目的の一つ。また全国の道の駅で展開するための実験店としたい」と狙いを話す。物流上の問題から当面は生鮮食品の扱いを見送り、同社が開発、セレクトした常温商品(グロサリー)が主力商品となる予定だ。

 どまんなかたぬまの田名網徹(たなあみとおる)管理本部統括マネージャーは「ゆくゆくはオイシックスから全国のこだわり生鮮食品を提供してもらうことで、他店との差別化を図りたい」と話した。将来的には年間800万~1千万円の売り上げを目指している。