県内の新型コロナウイルスの感染者数

2日発表の新型コロナウイルス感染者

県内の新型コロナウイルスの感染者数 2日発表の新型コロナウイルス感染者

 県と宇都宮市は2日、県内で24人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。足利市では1日の有料老人ホームに続き、グループホームもクラスター(感染者集団)に認定され、高齢者施設では県内2例目となった。直近1週間(11月26日~12月2日)の新規感染者数は90人で過去最多。福田富一(ふくだとみかず)知事は対策本部会議後の記者会見で「最大限の危機感を持って対応をしていかなければならない」と述べ、感染防止対策の徹底を改めて周知する考えを示した。

◇「コロナ」感染拡大の経過

 感染者は1日当たりの感染者数が最多となった1日と合わせ2日間で計50人に上る。県内の累計感染者数は688人。

 新規感染者の24人は宇都宮、足利、佐野など5市在住の10歳未満~80代の男女。1日に利用者11人の感染が確認された足利市の有料老人ホームでは利用者3人、職員9人、職員家族1人の感染が新たに確認された。利用者3人は30日の抗原検査で陰性だったが、改めてPCR検査を行ったところ陽性となった。施設全体では利用者15人のうち14人、職員14人のうち9人の感染が判明している。

 県対策本部によると、手指消毒、手袋やガウンの交換、室内衛生管理面で改善すべき点が見られたという。

 同市のグループホームでは職員、利用者の全員計62人を検査し、新たに職員1人の感染が判明。全体では利用者3人、職員2人の感染が確認されている。県は各施設でガイドラインが順守されているか改めて見直すよう周知する方針。

 佐野市では小学生の感染が確認されたが、感染リスクがある期間は登校していないという。

 県と宇都宮市は2日、計401件を検査(委託分は未集計)。累計検査件数は5万6119件、退院は550人、入院は138人、重症は7人。