インカレ出場経験を持つアーチェリーの山下

慣れた手つきで自動車部品の回収作業を続けるアーチェリーの山下=エコアール

インカレ出場経験を持つアーチェリーの山下 慣れた手つきで自動車部品の回収作業を続けるアーチェリーの山下=エコアール

 2022年の「いちご一会とちぎ国体」を控え、有望アスリートの県内就職の動きが活発化しつつある。県教委が開設した「とちぎアスリート・キャリアサポートセンター」や競技団体の後押しもあり、企業側の受け入れ態勢が整ってきたことが大きいようだ。アスリートが現役引退後の不安をなくし、競技に集中できるメリットは大きく、競技関係者も「有望アスリートの県内定着は競技力の向上や後進育成にもつながる」と期待を寄せている。

 これまでセンターの紹介で県内に就職したアスリートはライフル射撃などで4人。来年度はボート選手4人の就職が内定している。

 アーチェリーの山下兼矢(やましたけんや)(23)=東京都出身=は昨年4月、自動車解体・リサイクル業の「エコアール」(足利市)に入社。日本工業大時代にインカレ出場経験があり、「社会人でも競技を続けられることは魅力だった」と振り返る。