看板の原画を手掛けた児童と関係者たち

 児童の絵でごみのポイ捨て防止を訴える看板が栃木県足利市瑞穂野町の国道50号瑞穂野跨(こ)道橋交差点近くに設置された。ごみのポイ捨ては地元の悩みとなっており、久野地区自治会連合会が「子どもたちの声で訴えてはどうだろうか」と久野小に相談。子どもたちが力作を寄せた。

 同所は県道との交差点で、側道の路肩に多くのごみが捨てられている。地元自治会やボランティアが継続的に清掃しているが、心ない行為は後を絶たない。

 そのため、同自治連は同校の協力を得て、全児童51人に看板原画用の画用紙を提供。新型コロナウイルス感染拡大に伴い休校となった3~5月、全員にポスターを描いてもらい、使用する優秀作を選んだ。

 原画に採用されたのは、6年上村飛龍(かみむらひりゅう)君、市倉奈茄(いちくらなな)さん、2年亀岡(かめおか)もも子(こ)さんの作品。看板は縦1・4メートル、横2・2メートルで、「ポイすてダメ」などと呼び掛けるポスターと「運転手さんありがとう」との感謝のメッセージが書かれている。国土交通省宇都宮国道事務所小山出張所の協力で2カ所に設置された。

 20日に行われた除幕式で、根岸憲二(ねぎしけんじ)同自治連会長は「久野地区の皆さんの熱い思いが込められた看板ができた」とあいさつ。上村君は「ポイ捨てを防止したかった」、市倉さんは「ごみが汚いことを表せるよう描いた」、亀岡さんは「ごみをうまく描けるようにした」と話した。