第9回しもつけ新聞スクラップ作品コンクール(下野新聞社、下野新聞下野会主催)の県央展が30日まで、宇都宮市の県総合文化センターで開かれている。
今回は、県内の小中学生598人の応募作品381点のうち、入賞・入選した71点を展示している。新型コロナウイルスに関連した出来事や自然災害をテーマにした作品が多く、子どもたちが関心を持って取り組んだ力作がずらりと並んでいる。スクラップした記事に見出しを付けたり、画用紙を使って色鮮やかにまとめるなど、見やすくする工夫もされており、来場者は感心した様子で作品を眺めていた。
鹿沼市千渡、会社員松林里衣子(まつばやしりえこ)さん(52)は「小学校低学年の児童のスクラップ作品もあって驚いた。分かりやすく、素晴らしかった」と話していた。
表彰式は28日、同センターで行われる。