お造りを盛り付ける川村さん

本マグロとカンパチ、クロムツいった新鮮で旬のお造りと、フルーツトマトと焼き帆立のサラダ

川村和也さん

お造りを盛り付ける川村さん 本マグロとカンパチ、クロムツいった新鮮で旬のお造りと、フルーツトマトと焼き帆立のサラダ 川村和也さん

 JR目白駅前の目白通りを西に進み、すぐ右手の路地を入って50メートルほど。閑静な住宅街の入り口に立つ落ち着いた雰囲気の居酒屋だ。「料理をつまみながら酒を飲む、こだわりを強く出さない気軽な感じの居酒屋です」。真岡市(旧二宮町)出身の店主川村和也(かわむらかずや)さん(45)が説明してくれた。

 店内は木のぬくもりが感じられる黒を基調とした空間で、カウンターとテーブル2席、宴会も可能な座敷を備える。料理は厳選した旬の食材を使ったコースが中心。八寸に始まり、お造り、焼き魚、煮物、揚げ物、しめのうどんと続く。「旬の海鮮がメインで、日本酒や焼酎、ワインなど、その酒に合う料理を考えています」

 コースでありながらコースの品を変えることも可能。一品料理もあり、品書きにある「その他のメニュー」に豊富なメニューが隠れている。「一つの食材をアレンジして、いろいろな料理に変化させるのが好きなんです。お客さんとやりとりして、食べたいものを見つけるのが楽しい」と魅力を語る。

 料理人だった叔父にあこがれて飲食の道に入った。高校卒業後は都内の料亭などで修業し、2013年10月にオープンした。店名は長女の名前にちなんだが、「目白で花を咲かせるようにという意味も込めています」と笑顔を見せた。

 メモ 豊島区目白3の13の22。電話03・3953・0190。午後5~11時。水曜休。

■店主の思い

 母が道の駅「しもつけ」の野菜などを送ってくれるのですが、これが新鮮で良い物ばかり。野菜だけではなく、人の温かさとか栃木には良いところがたくさんあると思います。小学生の長女と長男も大好きで、栃木の実家に行くのを毎回楽しみにしているんですよ。