直売所兼加工場をオープンさせた篠原社長=19日、小山市

 栃木銀行(黒本淳之介(くろもとじゅんのすけ)頭取)と日本政策金融公庫は25日までに、とちぎん農業法人2号ファンドがイチゴの生産、販売などを手掛ける農業法人「篠原ファーム」(小山市小薬、篠原和貴(しのはらかずき)社長)に1千万円を出資したと発表した。2号ファンドとしては初の出資。

 篠原ファームは2013年に法人化し、生産したイチゴを使った洋菓子店の経営にも取り組んでいる。同ファンドの出資に加えて日本公庫が協調して設備資金3500万円を融資した。

 これらの資金で篠原ファームは、高設栽培手法を取り入れたハウスを7アール整備したほか、効率化を図るためハウス近くに加工場を建設した。また、加工場に併設した直売所を19日にオープンさせた。収穫したイチゴやジェラート、スムージーなどを提供する。

 篠原社長(33)は「栽培面積を現在の49アールから100アールに拡大したい。生産したイチゴの付加価値を高められるよう取り組みたい」と話している。

 同ファンドは県内6社に出資し、今年3月に投資期間が終了した1号ファンドの後継。栃銀と日本公庫、とちぎんキャピタル&コンサルティングが計2億5千万円を出資した。