最大震度6弱を観測した大阪北部地震が起きた18日、関西在住の本県関係者は下野新聞社の取材に「阪神大震災以上の揺れ。立っていられないほどだった」と発生時の状況を語った。激しい揺れに阪神大震災の記憶が重なり、余震への不安や恐怖も漏らした。一方、県内の中学校8校は京都・奈良方面への修学旅行中に地震の影響を受けた。けが人などはいなかったが、JR京都駅で足止めされるなどして日程を変更する事態となった。

 「ドーンという大きな音と同時に5~10秒ほど激しく揺れた。食器棚を押さえようと立ち上がったが、立っていられないほどだった」。震度5強を観測した大阪府豊中市に住む関西栃木県人会副会長の松本正(まつもとただし)さん(79)=宇都宮市出身=は居間でテレビを見ていた際、急に揺れを感じた。

 自身と妻にけがはないが、「家の中はしっちゃかめっちゃか」。食器棚の中の食器は大部分が割れ、茶だんすなどは倒れた。発生から約30分間は停電し、外では消防車や救急車などのサイレンが響いたという。