完成した「日光メープル」

 【日光】霧降高原で地域活性化に取り組む地元団体「日光メープルの森づくり」(山本雄一郎(やまもとゆういちろう)代表)はこのほど、同所に自生するカエデを活用し商品化を進めてきたメープルシロップ「日光メープル」を完成し、県内の一部ホテルに販売し始めた。25日には山内の日光二荒山神社に奉納し、森の恵みに感謝した。山本代表は「今は数量が少ないが、今後は一般販売を目指したい」と話した。

 同団体は2013年、新たな観光資源の開発や森づくりなどの一環として、メープルシロップ作りをスタート。これまで活用されなかった霧降高原に自生するカエデに着目し、試行錯誤を続けてきた。

 完成したメープルシロップは、同団体が活動する山林800ヘクタールの一部に自生するイタヤカエデから採取した樹液を使用。樹液を40分の1の量になるまでじっくり煮詰め、水分を飛ばすことで優しい甘さが特徴の黄金色のメープルシロップにした。