口にくわえた筆で書く「こころMoji」 難病の文字アート作家・浦上さんが作品展 足利

 【足利】難病で手足が動かせないため、口に筆をくわえて書く文字アート作家浦上秀樹(うらかみひでき)さん(44)の作品展「織との出会い。浦上秀樹こころMojiの世界」が14日、通3丁目の足利商工会議所友愛会館で始まった。漢字と平仮名を組み合わせた独創的な作品30点を展示している。29日まで。

 浦上さんは埼玉県春日部市在住。21歳のころ、筋肉が徐々に減少する進行性の難病「遠位型ミオパチー」を発症し、腕や足などがほとんど動かせなくなった。

 2010年から口に筆をくわえ、漢字に平仮名を組み込んだ書「こころMoji」を制作している。

 展示会は、市内の繊維業者が協力して世界に技術力を発信する「足利サムライファイバープロジェクト」のシンボルとして、浦上さんの作品「織」を採用したことがきっかけで実現した。

 午前10時~午後5時。入場無料。(問)同商議所0284・21・1354。