那須町の秋行楽期の観光客入り込み数の推移

 那須町の平山幸宏(ひらやまゆきひろ)町長は24日の定例記者会見で、10月3~12日の10日間の日帰り観光施設(28施設)の観光客入り込み数が14万5011人で前年同期比約13%増となり、3年ぶりの増加に転じたと発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で観光客減少も見込まれたものの、国の「Go Toキャンペーン」に加え、修学旅行生など団体客の誘致などが増加を後押ししたという。

 レジャー施設などを含む観光施設26カ所は、屋内外を問わずに増加し、前年同期比約18%増の11万6960人。町内2道の駅は東山道伊王野が前年と同様の1万876人、那須高原友愛の森は同約5%減の1万7175人だった。

 増加に転じた要因として町観光商工課は、10月から観光支援事業「Go Toトラベル」に東京発着の旅行客が追加されたことなどを挙げる。入り込み数自体は過去10年間で台風などの悪影響のあった昨年に次いで低いものの「想像以上に良い」といい、「『Go To』がなければ6、7割にとどまっていた」とみる。

 全国で再び新型コロナ感染拡大が起きており、同課は「観光立町だけに感染を不安に思う町民もいる。観光施設だけでなく、観光客も感染対策を徹底してほしい」と呼び掛けている。