大谷石の外壁などが補修された東武南宇都宮駅

 【宇都宮】老朽化によりリニューアル工事が行われていた東武宇都宮線の南宇都宮駅(吉野2丁目)の改修が20日、完了した。駅舎は、日本遺産「大谷石文化」の構成文化財の一つ。大谷石の外壁を補修するなど、開業当初の雰囲気がよみがえった。

 東武鉄道(東京都墨田区)によると、同駅は昭和初期の1932年開業。木造平屋で、延べ床面積約130平方メートル。駅舎を建てる前、同社は大谷石を運ぶ鉄道会社を買収しており、大谷石の石材としての魅力をアピールする「広告塔」の役割を持たせるため、駅舎に大谷石を使ったとされる。