運営をサポートした高校生ボランティアら=23日午前、カンセキスタジアムとちぎ

競技後、選手のゼッケンをはずすボランティアら=23日午前11時45分、カンセキスタジアムとちぎ

運営をサポートした高校生ボランティアら=23日午前、カンセキスタジアムとちぎ 競技後、選手のゼッケンをはずすボランティアら=23日午前11時45分、カンセキスタジアムとちぎ

 真新しいスタジアムに、選手の笑顔が弾けた。23日に宇都宮市の「カンセキスタジアムとちぎ」で開かれた県障害者スポーツ大会の代替競技会。コロナ禍で練習場所などが制限される中、選手たちは地道に練習を重ね、自分らしく力を発揮した。ボランティアは久しぶりの大会で感覚を取り戻し、運営スタッフは感染防止策に神経をとがらせた。2年後に本県で開催される全国障害者スポーツ大会へ向けて、準備が加速している。

 3輪の競技用車いす「レーサー」がトラックをさっそうと駆け抜ける。200メートルに出場した同市五代3丁目、県立がんセンター職員加藤凜香(かとうりんか)さん(20)は、42秒51で自身の大会記録を11秒近くも更新。タイムが表示されるとガッツポーズで喜び、「練習し続けてきてよかった」と汗を拭った。

 知的障害者の100メートルで大会記録を更新した県立特別支援学校宇都宮青葉高等学園3年臼井悠斗(うすいゆうと)さん(18)は「新しいトラックで走りやすかった。2年後の全国大会に出場して、メダルを獲得したい」と目標を見据えた。