修繕が必要な「ぽんたくん」。共販センターがCFへの協力を求めている

修繕が必要な「ぽんたくん」。共販センターがCFへの協力を求めている

修繕が必要な「ぽんたくん」。共販センターがCFへの協力を求めている
修繕が必要な「ぽんたくん」。共販センターがCFへの協力を求めている

 栃木県益子町城内坂通りのシンボルでもある大タヌキ像「ぽんたくん」の“化粧直し”や販路拡大のための資金に充てようと、益子の益子焼窯元共販センターがクラウドファンディング(CF)による協力を呼び掛けている。新型コロナウイルス禍で同社の売り上げは10月末時点で前年度同期比約1億2千万円減と深刻な打撃を受け、営業縮小やテナントの一時閉鎖など苦境に立たされている。上遠野(かどうの)美知子(みちこ)社長(56)は「かつてない苦難を従業員と一丸となって乗り越えたい」と支援を訴えている。

 センターは1966年に開業。一般食器販売や若手陶芸家と人間国宝作家などの作品展示のほか、ギャラリー、陶芸教室、飲食コーナーを備え、95年には約21億円を売り上げるなど町の観光拠点施設となった。

 ところが売り上げは年々減少し、経営の立て直しに2年前から上遠野社長が就任。年間約3億円で推移していたが、今春は新型コロナの影響で団体客の予約キャンセルなども相次ぎ、国の緊急事態宣言が延長された5月の売り上げはほぼゼロに。春に続き秋も対面販売の陶器市が中止となり、本年度は10月末時点で約5千万円へ激減したという。

 経営不振の中、「益子のシンボルに」と86年にセンター駐車場へ設置した高さ約10メートルのぽんたくん(グラスファイバー製)の外装が経年劣化で剥げ落ち、再塗装が急務という。窯元や作家の支援に向けた販路拡大のための費用、トイレ修繕費なども必要なことから、800万円を目標に来年1月2日まで資金を募る。

 返礼品は金額に応じて益子焼の器セットや益子焼絵付け体験チケット、センターで利用できる5千円分商品券、有名作家の作品セットなどを用意している。

 CFのサイトにはセンターのホームページからアクセスできる。(問)センター0285・72・4444。