生パスタランチの一品

イタリア国旗のカラーが目を引く外観

生パスタランチの一品 イタリア国旗のカラーが目を引く外観

 高根沢町産の農作物に魅了された。経営者の照井康嗣(てるいやすし)さん(42)は「生産者と近い所で店をやれるメリットがある」と話し、時間が許す限り畑に足を運ぶ。

 現在、提供する生パスタランチ(税別1200円~)5種類は、ホウレンソウや西洋ネギ、シイタケなど町産野菜を取り入れた。手作りの生パスタは、セモリナ粉に県産強力粉をブレンドし風味を調え、町内養鶏卵で色味を加える。

 5種類の一つ赤海老と高根沢産スナップエンドウのトマトクリームソース(税別1500円)=写真=は、赤海老とニンニク、白ワインを用いたトマトソースと青み野菜でうま味を引き出した。

 素揚げやマリネでひと手間かけた町産野菜の盛り合わせに、朝一番で焼き上げたフォカッチャが付く。飲み物とトリュフチョコで食後の余韻に導く。

 「5年ほど住んだイタリアの風景は高根沢に似ている」と、以前烏山線を走っていた気動車「キハ40形」を見て思った。店名は古い路面電車を意味するヴェッキオ・トラム。イタリアで最初に勤めた店名でもある。

 「今は外食スタイルの転機で、可能性を模索するタイミングかもしれない」と思案する。5月は昼の時短営業とし、夜は持ち帰りで対応する。

 ◆メモ 高根沢町石末1785。現在の営業は午前11時半~午後2時。テークアウト販売は営業時間のほか、午後5時半~8時。日曜定休。(問)028・680・3550。