居合道八段に合格した広瀬さん

 【真岡】真剣を使い古くから伝わる武術の型を学ぶ居合道の八段に長島、主婦広瀬美智代(ひろせみちよ)さん(58)が18日までに合格した。女性八段は広瀬さん含め、全国に5人しかいない。「段が目的ではない」と受け止めつつも、「居合道の発展のために技術を後進に伝えたい」と話す。

 全日本剣道連盟の本年度の八段審査会は5月3日、京都市で開かれた。全国から男女134人が臨み、実技演武による1次、2次の審査の結果、3人が合格した。合格率は2・2%で、女性の合格者は広瀬さん1人だった。

 審査会では技術だけでなく、風格や品格、落ち着きがにじみ出る居合ができるかが問われるという。夫で七段の会社員泰三(たいぞう)さん(57)は「本番でも平常心を保って、それらが出せたことが評価されたのではないか」と振り返る。