男子エイトで初優勝を飾り、ガッツポーズする村野(左から2人目)ら仙台大のメンバー=10月25日、埼玉・戸田漕艇場

村野滉太郎

男子エイトで初優勝を飾り、ガッツポーズする村野(左から2人目)ら仙台大のメンバー=10月25日、埼玉・戸田漕艇場 村野滉太郎

 10月22~25日に埼玉県戸田市で開催されたボートの全日本大学選手権大会で、佐野市出身の村野滉太郎(むらのこうたろう)(22)が所属する仙台大が男子エイトで初優勝を飾った。レースのペース配分や全体のリズムをつくるストローク(整調)として、創部19年目での悲願達成に貢献した村野は「歴史を動かせたことに感動している」と感慨深げに語った。

 エイトは全長約8メートルの船に漕手(そうしゅ)8人と舵手(だしゅ)1人の計9人が乗船し2000メートルの直線レースでタイムを競う。スピードとダイナミックさを兼ね備えるボート競技の花形種目だ。

 村野が競技を始めたのは佐野高2年の時。中学時代は野球部、高校1年時は水泳部に所属していたが、ボート部の塚本孝史(つかもとたかし)監督(当時)から誘われて転部した。高校時代は全国大会で上位進出はならなかったが、大学での日本一を目指し名将・阿部肇(あべはじめ)監督率いる仙台大へ進学した。