仏生寺そば

食事処を切り盛りするスタッフら

仏生寺そば 食事処を切り盛りするスタッフら

 日光開山の祖勝道上人(しょうどうしょうにん)の生誕地と伝わる真岡市南高岡の古刹(こさつ)仏生寺。地区住民でつくる「南高岡そば部会」のメンバー6人が寺の入り口付近にある「山あいの里会館」で毎朝手打ちし、真岡井頭温泉がオープンした1996年以来、新鮮な打ちたてを「仏生寺(ぶっしょうじ)そば」として納め続けている。

 ソバ殻も入れてひいた地粉から作るそばは、やや太めの田舎風。喉越しが良く、ソバ本来の香りも存分に楽しめる。大広間の食事処で1番人気なのもうなずける。ざるそばは税込み600円、大盛りは200円増し。1日20食限定でほぼ即日完売する。揚げたてのカボチャやマイタケ、エビなどの天ぷら(一つ90円~160円)も好評だ。

 地域おこしの一環として温泉から依頼を受け始めた手打ちそば。元真岡市職員で部会長の仁平松夫(にへいまつお)さん(76)は「3人一組で3日間ごとに交代して早朝から打っています。大変ですが、長く皆さんに喜ばれてうれしい」と声を弾ませる。

 毎週水曜は、仏生寺そばの注文客に旬の野菜などの天ぷらがサービスで付く。大塚有希雄(おおつかゆきお)支配人(50)は「温泉名物の手打ちそばとしてこれからも部会の協力を得て提供していきたい」と話している。

 ◆メモ 真岡市下籠谷21。▽営業時間(食事処) 月~金曜午前10時~午後7時(オーダーストップ)、土日午前10時~午後8時(同)、火曜休館(祝日の場合は営業し翌日休み)▽(問)0285・83・8822。