ミックス

地区活性化への思いを込めて店を運営するスタッフ

ミックス 地区活性化への思いを込めて店を運営するスタッフ

 県内では、大勢の人が家に集まったとき、その家の主婦が手打ちのうどんやそばを振る舞う習慣があった。こうした情景を思い出させてくれる雰囲気の店だ。

 店は宇都宮市北部の篠井地区活性化のため、地元の地区ゆたかなまちづくり協議会(平野勝(ひらのまさる)会長)が1997年にオープン。地区産の小麦やそば粉を使った麺類を提供している。

 1番人気は、手打ちのうどんとそばの合い盛りに天ぷらが付いたミックス(税込み1030円)。地区の名物でもあるうどんは、コシと弾力がある。打ち手で経営理事の阿久津幸子(あくつさちこ)さん(62)は「足でよく踏みコシを出します。麺は細すぎず、薄すぎず手打ちらしさを大切にしています」と説明する。

 つけ汁は春夏がみそ汁、秋冬はけんちん汁。地区の食べ方という。そばは、客の要望で提供するようになった。細めでのどごしが良い。

 開店以来、田舎風の素朴さを大切にしつつも粉の配合や味付け、盛り付けなどを研究し、顧客を増やしてきた。平野会長(75)は「地区の活性化になくてはならない店だ」と意気込んでいる。

 ◆メモ 宇都宮市篠井町507▽営業時間 午前11時~午後2時▽月曜定休(月曜が祝日の場合は翌日)▽(問)028・669・2678。