県都の冬の風物詩「うつのみやイルミネーション2020」が19日、宇都宮市中心部で始まった。色とりどりの幻想的な光が、夜の街なかを包んでいる。
同市中心市街地ライトアップ実行委員会などが主催。今年は新型コロナウイルスの収束を願い、黄ぶなをテーマにした。
オリオン通りやバンバ通りなどの商店街には、計約20万個の発光ダイオード(LED)電球が点灯。釜川沿いでは児童や園児が描いた黄ぶなのランプシェード約300個が並び、訪れた親子らが記念撮影を楽しんでいた。
同市江野町のオリオンスクエアでは点灯式と「一晩だけのワイン村」も開かれ、来場者らがこの日解禁されたばかりのボージョレ・ヌーボーと光に酔いしれていた。点灯は来年1月17日まで。