提橋さん(右から2人目)の指導で七宝焼のデザインを考える児童ら

 【那須塩原】鍋掛小で18日、市出身の七宝作家提橋景湖(さげはしけいこ)さん(63)=東京都=を講師に、6年生33人が七宝焼作りに取り組んだ。

 卒業制作の一環。同校近くの川にすむ市指定天然記念物の魚イトヨをデザインした横1・5メートル、縦1メートルの絵を年内に仕上げる予定で、魚のうろこ部分に七宝焼を使用する。

 提橋さんは日展で3度の入賞したほか、海外でも活躍する。同校は新型コロナウイルスの影響で中止した修学旅行に代わる体験として、提橋さんに出前授業を依頼。提橋さんの提案もあり、七宝焼を使った卒業制作に取り組むことにした。

 この日は、児童が縦5~6センチほどのひし形や円形の七宝焼を1人1点制作。5色の上薬やガラスの粒で白い銅板を自由に色付けし焼成した。

 石田玲菜(いしだれいな)さん(12)は「最初はどうなるかと思ったけどうまくできて楽しかった」。提橋さんは「子どもたちの目が輝いていて、一人一人が芸術家のようだった」と話した。