ティラノサウルスと制作者の福崎さん

ティラノサウルスが獲物を追い掛けるように設置されたこどもひろば

ティラノサウルスと制作者の福崎さん ティラノサウルスが獲物を追い掛けるように設置されたこどもひろば

 【小山】乙女の磯の宮公民館隣の広場「こどもひろば」に、木彫りのティラノサウルスが出現した。趣味で木製オブジェ作りをしている乙女、無職福崎義道(ふくざきよしみち)さん(73)による全長約4メートル、高さ約2メートルの大作。以前から設置されている動物などのオブジェを追い掛けるように配され、「子どもの想像力をかき立てる遊び場」として独特な雰囲気を放っている。

 広場は元雑木林で、寒沢、磯の宮の両自治会の住民らでつくる「まちづくり推進協議会」が地域活性化構想の一環として2014年に整備した。広さは約1300平方メートル。

 福崎さんによると、設置したティラノサウルスは縮尺約3分の1で、より恐ろしさを強調したむき出しの歯とギロリとした目がこだわり。周辺で伐採された木材を使い、約半年かけて仕上げた。今月8日にお披露目したところ、地域の子どもたちは「大はしゃぎだった」という。

 福崎さんは広場開設時に木彫りの「イノシシ」を提供。これが好評だったため、これまでにウサギ、モアイ像、昆虫など15体を制作し、設置してきた。今では広場全体が福崎さんのアート作品のようになっている。現在は自宅の庭先で2体目の恐竜を制作中で、「いろいろ想像しながら遊んでくれたらうれしいね」と話す。

 一方、迷惑行為や新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、福崎さんや磯の宮自治会は「あくまで子どものための場所。大人がむやみに訪問したり、許可なく路肩に駐車したりするのはやめてほしい」と呼び掛けている。