県政初の5選を確実にし、自民党県連幹部らと万歳する福田氏(中央)。多選批判を警戒し、組織がフル稼働した=15日夜、宇都宮市内

 「手探りでつらい選挙だった」

 15日午後8時すぎ、宇都宮市内のホテル。5選を確実とし祝勝ムードに包まれる中で、無所属現職の福田富一(ふくだとみかず)氏(67)はそう吐露した。

■多選批判を警戒

 今回はまさに「見えない敵」との戦いだった。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で選挙活動のスタートが遅れ、制限も強いられた。多選批判がどこまで広がるのかが不透明な上、「無所属県民党」を掲げた無所属新人の田野辺隆男(たのべたかお)氏(60)の動きも読みづらい状況だった。