支那そば・チャー飯

店主の出口さん(左)と、いつも笑顔で接客する妻永子さん

支那そば・チャー飯 店主の出口さん(左)と、いつも笑顔で接客する妻永子さん

 レンゲですくったしょうゆベースの濃厚なスープを口に運ぶ。動物系にほんのりと魚介系を感じさせる独特の味わい深さが口中に広がり、国産小麦100%のコシのあるストレート中細麺にしっかりと絡む。

 「ラーメンはスープが命」と、店主出口勝男(でぐちかつお)さん(80)の長男で一緒に厨房(ちゅうぼう)を担う力一(りきいち)さん(44)が1年近く試行錯誤を繰り返し完成させた。厳選した薩摩地鶏の鶏ガラや豚ガラに、煮干しやかつお節、タマネギを加えて24時間以上じっくり煮込む。豚の肩ロースを使った肉厚で軟らかなチャーシューやメンマも力一さんの力作だ。

 1番人気はこの支那そばと、5分ほどで一気に炒めて仕上げるパラパラの半チャー飯、おしんこがセットになったサービスランチ(800円)。「採算は度外視」と力一さんが苦笑するランチを目当てに、県外からも常連客が訪れる。

 2007年に勝男さんが開店した当時、スープは透き通ったあっさり味の「上湯(しゃんたん)ラーメン」だった。客層を広げようと、2年ほど前に力一さんがスープを一新した。ねぎラーメンやみそラーメンなどメニューも豊富だ。

 ◆メモ (しなそばどころ むぎそばや)益子町下大羽249の1▽営業時間 土日の午前11時~午後2時▽(問)0285・72・6988。