しらす丼

「しらす丼」は文字通り、店の看板メニューとなっている

しらす丼 「しらす丼」は文字通り、店の看板メニューとなっている

 「なんで海の幸のメニューがあるの」。海なし県のしらす丼(1千円)を不思議がるお客さんも多いという。

 本県特産米のナスヒカリの上に大洗港直送の釜揚げしらすをたっぷりと載せ、その上には卵。卵を崩して混ぜると、しらすの塩気と絶妙にマッチする。みそ汁の具はもちろん町特産のかんぴょう。鹿沼産コンニャクのみそ田楽が付く。

 北関東自動車道のパーキングエリアに隣接する道の駅みぶ内に店を構える。しらす丼は、パーキングエリア設置後の2009年にオープンした店の看板メニューだ。

 「町のアドバイスもあり、北関東をメニューでも結ぼうと考えました」。会長の石村寿夫(いしむらひさお)さん(76)はしらす丼誕生の理由を説明する。

 もっとも、オープン当初は売れるかどうか心配だったので、1日限定5食から始めた。それが今年5月は、月間1100食を超えた。

 「大洗の取引先が、震災の時でも壬生だけは切らすなと送ってくれました。おかげで人気メニューになりました」。石村さんは北関東自動車道が結んだ絆に感謝している。

 ◆メモ 壬生町国谷1870の2▽営業時間 午前10時~午後7時▽年中無休▽(問)0282・82・8371。