ショウガの花(提供)

 【那須】芦野、工芸作家坂本光永(さかもとみつなが)さん(60)方の畑でこのほど、全国でも珍しいショウガの花が咲いた。

 ショウガは熱帯アジア原産で、高温多湿を好む。坂本さんは10年前から家庭菜園で育てており、初めての開花となった。

 ショウガの生産量全国1位の高知県でもめったに見られない花で、JA高知県の営農指導員は「高温で雨が多かった一昨年は咲いたが、毎年は見られない」と言う。植物に詳しい県立博物館の星直斗(ほしなおと)特別研究員(49)は「日光の照射時間や気温など条件がうまく重なったのではないか」と話す。

 花の色は白と濃い紫で、2、3センチの大きさ。10月23日、緑の苞(ほう)の間から咲いた。坂本さんは「毎年つぼみのまま枯れていたので、うれしい。温暖化の影響もあるかもしれない」と話す。現在、花は咲いていない。