クラウドファンディングで出荷される予定の雄の黒毛和牛(2018年4月生まれ)の世話をする瀬尾さん

クラウドファンディングで出荷される予定の雄の黒毛和牛(2018年4月生まれ)と、見守る瀬尾さん

クラウドファンディングで出荷される予定の雄の黒毛和牛(2018年4月生まれ)の世話をする瀬尾さん クラウドファンディングで出荷される予定の雄の黒毛和牛(2018年4月生まれ)と、見守る瀬尾さん

 【茂木】町職員でつくる地域商社の一般社団法人「Social Up Motegi」(ソーシャルアップもてぎ、略称・SUM)が、耕作放棄地で繁殖和牛を飼育している小井戸の瀬尾ファーム(瀬尾亮(せおまこと)代表)の黒毛和牛を「もてぎ放牧黒毛和牛」の名で発信、商品化を目指すクラウドファンディング(CF)を始めた。年末まで300万円を目標に資金を募る。出資者には額に応じて高品質の黒毛和牛肉が届く。

 瀬尾さん(66)は子牛を生後12カ月まで耕作放棄地に放牧する手法で18年前から肉牛を生産。現在は3カ所計8.1ヘクタールを放牧場とし、耕作放棄地の解消と畜産業への有効活用の先駆的な成功例として国の関係機関からも注目されている。

 SUM理事の東海林(しょうじ)帆(ひろし)さんが、瀬尾さんの育てた高品質な「放牧牛」の肉を町のブランドとして全国に発信したいと瀬尾さんに提案。瀬尾さんは「生産者の顔が見える肉を食べてもらえるし、自分も口にできる。面白そう」と快諾した。