ショベルカーの先端に取り付けられた高性能林業機械「プロセッサ」を点検する鈴木さん=12日午前、鹿沼市内

 県内の2017年度の新規林業就業者は16年度から4割増の56人となり、高校新卒者は異例の7人に上ったことが17日までに、県環境森林部のまとめで分かった。民間の林業事業体が成長産業化に向けて積極的に採用しており、民間への就業者も41人と過去10年で最多となった。県の就業マッチング事業や、高性能機械化による労働負担減などが影響したとみられる。県は若者へのPRをさらに充実させ、人手確保を図る考えだ。

 伐倒されたスギを重機の黒いアームがつかむ。チェーンソーの音が響くたび、一定の長さで切り落とされていく。12日、鹿沼市内の民有林。高性能林業機械「プロセッサ」を操るのは、鈴木健太郎(すずきけんたろう)さん(19)だ。

 高校卒業後の17年春、同市の栃毛木材工業に就職した。「伐採がかっこいいなと思って。自由に体を動かす仕事がしたかった」