須藤博氏

佐藤栄一氏

須藤博氏 佐藤栄一氏

 任期満了に伴う宇都宮市長選は15日投票、即日開票される。弁護士で無所属新人の須藤博(すどうひろし)氏(77)=立憲民主、共産、社民推薦=と5選を目指す無所属現職の佐藤栄一(さとうえいいち)氏(59)=自民、公明推薦=が、新型コロナウイルス対策や次世代型路面電車(LRT)事業を含むまちづくりのあり方などを争点に、一騎打ちの選挙戦を展開している。

◇2020ダブル選挙特設ページ

 両陣営とも街頭演説を軸に、政策をアピールするビラや会員制交流サイトで論戦を繰り広げ、支持拡大へ追い込みをかけている。

 須藤氏は、JR宇都宮駅東側で整備工事が進むLRT事業について、需要予測が過大として「赤字は必至」と主張。工事はいったん凍結し、保健所の体制強化や中小企業支援などコロナ対策を優先すべきだと訴えている。

 「市民の命と暮らしを守る市政」を掲げ、新社会を含む県内野党4党と2市民団体から推薦を受け、草の根の運動を展開している。

 佐藤氏はコロナ対策や自然災害など危機対応の実績を強調。LRT整備や地域連携ICカードの導入などによる公共交通ネットワークを構築し、「超高齢社会にも対応できる利便性の高いまちづくり」を目指す。

 ともに5選を目指す知事選候補の福田富一(ふくだとみかず)氏と連携。自民、公明の議員、約200の各種団体などから幅広い支援を受け、組織力を駆使して票の上積みを図る。