田野辺隆男氏

福田富一氏

田野辺隆男氏 福田富一氏

 任期満了に伴う栃木県知事選は15日投開票される。立候補しているのはいずれも無所属で、元NHK宇都宮放送局長の新人田野辺隆男(たのべたかお)氏(60)と、5選を目指す現職福田富一(ふくだとみかず)氏(67)=自民、公明推薦=の2人。コロナ禍の中で初の全県選挙となり、両氏が大規模な集会を自粛するなど異例の展開となる中、投票率への影響も懸念されている。

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 田野辺氏は政党の推薦や支持を受けない「無所属県民党」を掲げ、県内各地の勝手連が活動を支える。新型コロナウイルス対策として検査増による封じ込め、防災省の誘致などを公約に掲げる。多選批判や魅力度発信の強化も訴えている。

 最終日の14日は大票田の宇都宮市の商業施設付近などで街頭演説に立つ。午後6時半からはJR宇都宮駅西口で最終演説を行う。

 福田氏は自公の県組織が推薦し、県内ほぼ全ての市町長が支援。各種団体も支持する。コロナ感染拡大防止と社会経済活動の両立、台風19号からの復旧復興を公約の重点に掲げている。4期16年の経験と実績を強調する。

 14日は日光市からスタートし、宇都宮市に移り計13回の街頭演説を予定。午後2時からはJR宇都宮駅西口でマイクを握る。

 コロナ禍の中で選挙ムードは低調で、有権者の投票行動も読みにくい情勢となっている。知事選の投票率は低迷が続いており、2016年の前回選挙の33.27%をどれだけ上回るかが注目される。