蒸した酒米を運ぶ蔵人たち

蒸した酒米を運ぶ蔵人たち

蒸した酒米を運ぶ蔵人たち 蒸した酒米を運ぶ蔵人たち

 栃木県大田原市蛭畑の天鷹酒造で8日、本県オリジナルの酒米「夢ささら」の新米を使った新酒の仕込みが始まった。

 今年から杜氏(とうじ)を務める南部杜氏・下野杜氏大宮金充(おおみやかねみつ)さん(58)を筆頭に、蔵人5人で作業。120キロの蒸し米を、こうじや水などで仕込んだ「もろみ」と共に容量約6千リットルのタンクに入れ、櫂(かい)棒で絶え間なく丁寧にかき混ぜた。新酒は醸造させた後、来春ごろから順次販売する。

 県農業試験場が開発した夢ささらは、今年で収穫3年目。尾崎宗範(おざきむねのり)社長(60)は「夢ささらを使った酒は年々需要が伸びており、うれしく思う。今後も期待したい」と話した。今年の仕込み量は、新型コロナウイルスの影響を踏まえ、市場の需要動向を見ながら調整していくという。