市がリニューアルした「わが家の防災マニュアル」

 【宇都宮】市はこのほど、防災冊子「わが家の防災マニュアル」をリニューアルした。防災の基本知識の解説に加え、避難所や洪水・土砂災害ハザードマップの内容などを示す「避難所マップ」に、風水害時に優先して開設する避難所も新たに掲載している。

 防災マニュアルは、A4判フルカラー48ページ。昨年の台風19号の経験を踏まえ、内容を改訂した。

 災害時の避難方法や非常持ち出し品のリストを紹介しているほか、台風などの災害に備えて自身の行動を時系列で整理しておく計画表「マイ・タイムライン」を作ることも呼び掛けている。

 避難所マップには、市内39地区ごとの避難所、広域避難場所、一時避難場所計251カ所を示した。このうち48カ所は、市が今年新たに示した風水害の恐れがある場合に優先して開設する避難所。小中学校や各地区市民センターを中心に、県庁の昭和館や宇都宮二荒山神社などが含まれている。

 ハザードマップや県が公表している浸水リスク想定図を基に、大規模な洪水時に起こり得る浸水の範囲や深さ、土砂災害警戒区域などの危険箇所も反映した。

 市危機管理課の担当者は「さまざまなシチュエーションを想定し、あらかじめ備えておくことが重要。自分の命を自分で守るという意識を持って活用してほしい」と呼び掛けている。

 市役所や出張所、各地区市民センターなどで配布している。(問)同課028・632・2052。