思川の堤防で、裂け目が入り水が抜けた水のう(市提供)

思川の新間中橋下流、左岸堤防の自転車道に設置されている水のう。このうち一つが破損し、交換された

思川の堤防で、裂け目が入り水が抜けた水のう(市提供) 思川の新間中橋下流、左岸堤防の自転車道に設置されている水のう。このうち一つが破損し、交換された

 小山市が浸水対策のため豊穂川と思川に設置した「水のう」が、9月下旬から10月下旬にかけて3カ所で破損していたことが7日までに分かった。このうち1カ所は車が接触したことが判明したが、残り2カ所は原因不明という。市治水対策課は「故意に傷つけられた可能性もある」とみている。両河川では現在改修工事が行われており、水のうは工事完了まで使用する計画で、事故や被害防止の対策が必要となりそうだ。

 水のうは1本15メートル、高さ45センチのチューブで、連結させて使用する。1本30万円相当。市は土のうを積み上げるより効率的で長持ちするとして、昨年10月の台風19号で越水した大行寺の豊穂川両岸、総延長1.2キロメートルと、思川の新間中橋下流両岸、総延長1.2キロメートルに今年6月に設置した。費用は約5千万円。